歯の表の黄ばみはもちろん、歯と歯の間に汚れがあると、影になって歯が細く弱々しく見え、老けて見えます。歯のアンチエイジングの基本は、なんといっても歯磨き。しかも、50歳を過ぎたら、特別な注意が必要です。
歯の表面を磨くときは、普通の歯ブラシか電動歯ブラシを直角に当ててシャカシャカとリズミカルに。慎重に磨きたいのが、汚れのたまりやすい歯と歯茎の境目=歯周ポケットです。電動歯ブラシで強く磨きすぎると歯肉を傷めることがあるので、柔らかい歯ブラシで磨いてください。
柔らかい歯ブラシをやさしく握る。ペンを持つようにし、歯に45度の角度で当て、小刻みに横方向に動かす。
就寝中は菌の繁殖が盛んになるので、夜は口内環境を整えるために10分以上かけて丁寧に磨くようにしてください。
歯と歯の間は隙間がなく、だ液が通らないため、汚れがつきやすく虫歯になりやすい。ここはデンタルフロスで。フロスは柔らかいので歯の周りをくるりと滑らせることで、隅まで汚れを絡め取ることができます。力を入れすぎると歯肉から出血するので注意!
歯間ブラシは歯の付け根部分の隙間の汚れを取り除くものなので、ブリッジの歯がない部分とかインプラントのあるところは、注意深く行ってください。