からだの発育と同時に、子どものお口も日々変化しています。
当院では、お子様の発育に合わせた歯磨きの方法や歯磨剤、ハブラシのご提案はもちろん、お口の中の状態と年齢、生活習慣など総合的にみて、お子様の発育をサポートします。
気になったとき。迷った時。わからないとき。
定期健診まで待たずに、気軽にご相談ください。
・チェックを入れてお持ちいただくと、診察がスムーズになります。
・目安の年齢を提示していますが、発育は一人ひとり異なります。過度に心配される必要はありません。
●おやつのPOINT
むし歯予防のために、おやつを食べてはいけないということではありません。
おやつには、エネルギーの補給や心の満足感を得るという意味もあります。
次のことをポイントに、楽しくおやつを食べるようにしましょう。
<食べ方>
①「何時から何時まで」というように時間を決めて、だらだらと食べないようにしましょう。
②量を決めて食べましょう。袋のまま・売られているそのままではなく、決めた量だけをお皿に出すのもよいでしょう。
③食べた後には、歯磨きをしましょう。
外出先などで歯磨きが難しい場合は、お茶かお水を飲んで食べかすを流し、できる限りむし歯予防をしましょう。
④「むし歯になりやすいもの」を食べる時は、①②③に対してさらに注意しましょう。
⑤おやつ=お菓子という意味ではなく。おやつには甘いもの以外にも、いろいろ食べ物を加えてあげることも大切です。
●歯磨き剤のPOINT
当院では、むし歯、歯肉炎などの現在の状態と、これからのリスクを考えて有効成分が配合された歯磨き剤をおすすめしています。
◆年齢別、フッ化物配合の歯磨剤使用料(目安)
歯磨剤に含まれるフッ化物濃度は製品により異なり、ppmの数値が高いほど濃くなります。適切な濃度と使用量は、下の表を目安にしてください。
◆有効成分(例)
●フッ化ナトリウム
歯の再石灰化を促進し、むし歯の発生や進行を抑える。
●IPMP・CPC
殺菌作用で、むし歯や歯肉炎、口臭を予防する。
●β-グリチルレチン酸
殺菌作用で、歯肉の炎症を鎮める。
●トコフェロール酢酸エステル
血行を促進し、歯周病※を予防する。※歯周病は歯肉炎歯周炎(歯槽膿漏)の総称
●硝酸カリウム・乳酸アルミニウム
痛みの伝達を遮断して、知覚過敏症を抑制する。
(参照)SHOUFU SHIKA CLUB 2023.10 配布物より